大学事務職員のメリットについて!転職して良かったこと5選

大学事務職員のメリットについて、ベスト5をまとめています。
私は、現在とある大学の専任職員として働いています。

 

大学事務へ転職を考えている方は参考にしてください。

第1位 残業が少ない

あくまでも平社員の場合に限りますが、大学事務の仕事は残業がとても少ないです。
というか、時期によってはほぼありません。

 

その理由は

◎ 業務量が少ないから
◎ 仕事が簡単だから
◎ 突発的な業務が少ないから

です。

 

私は前職も事務職ですが、仕事量は圧倒的に少ないです。
仕事が簡単な上に業務量も少ないんだから、残業が少ないのは当たり前な気もします。

 

業務量については、控えめに言って前の会社の3割程度です。
残業が少ないと、平日もプライベートの時間を確保することができるんだと転職してから初めて知りました。

 

前は、夜8時から夜10時くらいまでの残業は当たり前でした。
毎日していた残業がなくなるということは、平日でも4時間は浮くということです。

 

1週間に換算すると、20時間です。
自分のためにこれだけの時間が使えるというのは、とても恵まれている環境だと思います。

 

ちなみにどれくらい残業がないかというと、私はほぼ毎日、定時後5分後に退勤カードを切っています。
私の先輩は、3分後に切っています。

 

たまに定時後30分後になる日もありますが、その日は

『残業時間を30分つけないなんて、なんてブラックな大学なんだ』
などと、以前の職場では思いもしなかったことを口走りながら帰宅しています。

 

第2位 突発的な業務がほぼない

大学事務は、突発的な業務がほぼないのも良いところですね。
急にお客さんが来たりとか、急に出張に行かなければいけない!などはほぼ起こりません。

 

普通の会社だと『予定外の業務で1日が潰れる』というストレスを、頻繁に経験されている方もいると思います。

 

私の場合は、
◎ 突然出張に行かないといけなくなる
◎ 突然上司から資料をつくるよう言われる(それも偉そうに)
◎ 窓口対応、電話対応で1日が潰れる

 

などがかなりストレスでした。
『今朝やろうと思っていた仕事に、手もつけられなかった...』という日が頻繁にありました。
出勤したほうが仕事が増えるという謎の状況が、日常茶飯事の世界でした。

 

この状況が何日も続くと、やらなければいけない仕事の期限はどんどん近づくのに、別の仕事がどんどん増えるという最悪の状況になるんですよね。

 

大学事務の仕事では、そんなことはほぼありません。
毎日デスクワークです。

 

『電話相手が今から窓口に来ることになった..!』

『突然出張に行かないといけなくなった...!』

なんてことはほぼ起こり得ません。

 

外部の人に長時間邪魔されることはほぼないので、自分さえちゃんと頑張ることができれば、今日やるべき仕事は今日中に終わります。

 

ちなみに大学事務は、入試担当部に配属されない限りは基本的には毎日内勤です。
そのため、服装も自由です。
毎日ワンピースで出勤しても全然大丈夫です。

 

自分の予定を乱されないということは、とても快適なことだと感じます。

 

第3位 給料が普通にもらえる

仕事内容は楽だけど、給料は普通レベルにはもらえます。

 

先ほども書きましたが、業務量は前職の約3割くらい。
それでも、以前とほぼ変わらないくらいのお給料をもらっています。

 

その上、前職ではお給料から天引きされていた親睦会費や組合費などが、大学事務の職場ではかなり安いです。

 

その理由は、大きな声では言えませんが、大学の世界では、事務は教員の制度に乗っかっている部分があるんです。

 

イメージとしては、管理職のほうが親睦会費を多く払っているような感じです。
私の大学では、教員のみなさんのほうが負担分は高いですね。

 

ちなみに、一部の有名大学を除き普通の私立大学ではネットで書かれているような高額なお給料は貰えません。
私の場合は、前職と比べると残業代がない分、年収は下がりました。

 

しかし、この程度の仕事でこんなに貰えていることがまず信じられないのでお給料についての不満は一切ありません。
楽な仕事で、残業もない生活を手に入れることができ、お給料がそれなりに貰える。

 

これが、総合的に考えられる大学事務の最大のメリットだと思います。

 

第4位 休みが取得しやすい

大学事務は、休みがとても取得しやすいです。
振替休日は確実にとれるし、有給も毎月とれます。

 

仕事が簡単だから、これも当然かなという印象です。
ただ、部署や上司によったら休みを申請しにくいということは想定できます。

 


一番大事なのは、休みを取得するという強い意志かなと思っています。笑

 

大学事務は、管理職になると急に忙しくなります。
いわゆる管理職会議みたいな無駄な会議が、他の会社よりもかなり頻繁に行われているからです。
 当然、管理職は平社員ほど休めません。

 

しかし、上司に遠慮して休みをとらないなんて勿体ないと思います。
貴重なメリットのひとつは、自分自身の強い意志で手に入れていきましょう。

 

ちなみに、大学事務では夏休みはまとめて取得することになります。
全職員に一斉に夏休みを与えて、大学全体を休みにするところが多いです。

 

そのため、逆に言うと好きな時期に夏休みをとることはできません。
でも、夏休みとは別に有給がとれます。

 

夏季休暇は決められていて、それとは別日に有給をとるという感じです。
そのため『休みすぎじゃない?』などと思われる心配はなく、普通に1週間くらい休めます。

 

むしろ、大学事務の世界は夏季休暇と有給をつなげて大型連休にすることが推奨されている職場が多い気がします。
なので連休が好きな方、海外旅行などが好きな方には向いている世界かと思います。

 

第5位 研修が少ない

大学事務の研修はとても少ないです。
普通の会社って、新人研修とかコンプライアンス研修とかが実施されていることが多いと思います。

 

私の前職では、実務には何の役にも立たない研修を毎年のように受けさせられました。毎年毎年同期全員を集めて、グループディスカッションをさせられるのが私にとっては苦痛極まりなかったです。

 

大学事務には、そのストレスがないので個人的にはメリットですね。

 

研修はあっても

◎ 大学の概要について説明を聞く

◎ 民間の研修に自主参加

◎ 他大学との合同研修に参加 

くらいです。

 

無駄に気疲れする研修はありません。

 

以上!大学事務のメリット5選でした!
今後需要があれば、また大学事務についての記事を書こうかなと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!